岩手県立宮古水産高等学校

「食」を中心として、それぞれの学科・コースで「獲る」　「育てる」　「加工する」　「調理する」　学習をし、大海原から食卓までの「食」をグローカル（グローバルかつローカル）にとらえます。世界の海を舞台にする航海士、地球環境の変化に対応しながら魚介類を養殖する技術の研究、様々な食材と加工法を追及して新商品の開発、いろいろな人を笑顔にするおいしい料理をつくるプロの調理人、等々、それぞれの夢を持って日々頑張ります。卒業生は人々の生活を支える産業の担い手として活躍しています。

【海洋生産科】 　船舶運航コース：船の運航に必要な「航海に関する科目」　を中心に学習します。　実習船りあす丸でのハワイ沖マグロはえ縄実習があります。 　食品資源コース：カキやホタテなどの養殖を学習するとともに、缶詰やレトルトなど食品の加工・流通・販売まで学習します。山田湾に面した資源増殖実習場、校地内に食品製造実習室があります。 【食物科】 日本料理・西洋料理・中国料理の基礎基本を学び、専門的な知識と技術を身につけて卒業時には調理師免許が取得できます。プロの料理人を招いての実習やこども園での出前授業なども行います。

＜校内外実習例＞ 定置網漁業実習、水産研究所等見学・体験、漁家でのホタテ・カキ養殖実習、著名シェフによる西洋料理講習会・パティシエ講習会・寿司講習会、地域伝統料理講習会など ＜出前授業＞ こどもおさかな教室、こどもクッキング教室、中学校訪問出前授業など

下宿歴40年を超えるベテラン下宿屋さんが２軒あります。家族的でホームシックとは無縁です。また、マンションタイプのパンションが1軒あります。 下宿生には宮古市から15000円の下宿代補助があります。

岩手県沿岸の中央に位置し、海の豊かさと山・川の美しさ、地域の人々の人情が自慢です！ 夏に暑さが増してくると海上で冷涼な霧が発生し、陸に流れ込んでくると天然クーラーとして暑さを追いやり涼しく快適に過ごせます。冬は海水が空気を温めてくれるので内陸部のような積雪はなく、からっとした気持ちの良い晴れた日が続きます。 自然豊富なリアス海岸や渓流は釣り人天国です。 （写真は本州最東端のトドｹ崎灯台）