
地域みらい留学を検討する保護者の方から最も多く寄せられる質問のひとつが、費用への不安です。
住み慣れた地元を離れての生活は、地元の公立高校に通う場合とは異なるコストがかかります。
ただし、費用体系は学校や自治体によって大きく異なります。まず全体の目安を把握した上で、気になる学校に直接確認するというステップを踏むことが大切です。
この記事を読み終えたころには、学校に聞くべきことが自分の中で整理されているはずです。
地域みらい留学では、準備から在学中まで、以下の4つのフェーズで費用が発生します。まず全体像を時系列で把握しておきましょう。
フェーズ | 主な費用の内容 | 目安・備考 |
|---|---|---|
①学校選び | 交通費・宿泊費(現地訪問・オープンスクール参加) | 2〜3校の比較訪問を推奨 |
②受検 | 受検料、現地への移動費・宿泊費 | 受検料は全国一律2,200円 |
③入学時(学費と住まい) | 入学金、制服・教材代、住まいの準備費等 | 30万円〜70万円が目安 |
④在学中 | 住居費、食費、仕送り、帰省費等 | 月々の生活費+年2回の帰省費 |
納得のいく選択のためには、実際に現地へ赴くことが欠かせません。入学後に「イメージと違う」とギャップを感じてしまうリスクがあります。親子2人分の交通費・宿泊費を、2〜3校分予算に組み込んでおきましょう。
自治体によっては、検討段階での交通費補助を設けている場合があります。後述する検索方法で確認してみてください。
公立高校の受検料は全国一律2,200円です。ただし、現地受検が基本のため、前泊・後泊費用等が別途必要になります。保護者が同行するかどうかも含め、事前にシミュレーションしておきましょう。
入学初年度にかかる費用(学費と住まい)が30万円〜70万円と幅がある主な理由は、住まいの準備費によるものです。
公立高校の授業料は「就学支援金(高校無償化)」の対象です。私立高校の場合は自己負担の上限額(45万7,000円)を超えた分が自己負担となります。

また、修学旅行積立金は各学校で最も差が出やすいポイントになるので確認しましょう。

特に以下の点を確認してください。
注意: 学校のWebサイトで住居費が「0円」と表示されているケースがありますが、学校側の入力漏れの場合もありますので、必ず学校に直接確認するようにしてください。
在学中にかかるコストは、以下の3項目を軸に考えます。
学校に確認すべきこと:
日用品費としての仕送りは月1万円~1万5,000円前後が相場。昼食代などが別途かかる場合はその分を上乗せします。
送金方法は、地方でも店舗の多いゆうちょ銀行の口座開設や、PayPayなどの電子マネーが便利です。
お盆・正月など、寮が閉まる閉寮期間には帰省が必須になります。
航空券や新幹線は、日程が決まり次第、早割で予約するのが最も効果的な節約術です。
学校に確認すべきこと:
家賃補助や交通費補助を設けている自治体があります。以下の手順で探してみましょう。

補助金を受ける条件として、住民票の移動が必要なケースが多いです。手続きの要否を事前に確認しておきましょう。
地域みらい留学生を対象とする返還不要の給付型奨学金(年間72万円)制度を設けております。
選考は成績順ではなく、主に「経済状況」と「留学への意思・目的」で判断されます。成績を理由に諦める必要はありません。
費用は学校によって千差万別です。この記事で把握した相場をベースに、気になる学校へ直接確認することが次のステップです。
✅ 学校・自治体に直接確認する 住居費の内訳、食事の提供範囲、閉寮の日程など、Webだけではわからない情報を学校個別説明会などで確認しましょう。
学校個別説明会の一覧はこちら
✅ 補助金・奨学金を調べておく 住民票の移動が必要かどうかも含め、早めに情報収集を始めることをおすすめします。
✅ 在校生・保護者の「生の声」を聞く 6月〜8月の「日本まるごと高校フェス」や、5月・9月のオンラインフェスで、費用についても踏み込んで質問してみてください。

