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その他【必読】地域みらい留学の受検までの流れを知ろう!

【必読】地域みらい留学の受検までの流れを知ろう!

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✍はじめに

このページでは、地域みらい留学を考えている生徒とその保護者に向けて、受検の流れをわかりやすく解説しています。受検の準備から入試、合格後の手続きまで、段階ごとに必要な情報を整理し、スムーズに進められるようにサポートします。さらに、生徒と保護者それぞれが大切にすべき心構えもご紹介しています。

 

🪜 地域みらい留学 受検の流れ

🗓 ステップ1:高校探し(4〜6月)

  • 地域みらい留学の情報収集(事務局主催イベント/Web/パンフ)
  • 学校説明会に参加
  • 家族・中学の先生と相談

📌 POINT①: 公立高校が中心なので「都道府県ごとの受検制度の違い」に注意。例えば他県からの受検に特別枠がある場合や、調査書の扱いが異なることがあります。

📌 POINT②:高校進学は中学校の先生の理解・協力も必須です。地域みらい留学を検討している場合は、この時期から担任の先生に希望を伝えておくことが大切です。

🗓 ステップ2:学校との接点づくり(7〜9月)

  • オープンスクール(現地 or オンライン)参加
  • 個別相談で、学び方や寮の情報も確認

📌 POINT①: 「入寮希望者」はこの時期から寮に関する条件・入寮審査の有無を必ずチェック!書類提出や面談が必要な学校も。

📌 POINT②:9〜12月には中学校での「進路希望調査」や「三者面談」が複数回行われる中学校が多くなっています。受検する学校や併願の希望がある場合は、先生とのすり合わせが必須です。

🗓 ステップ3:受検準備(10〜12月)

  • 志望校決定
  • 出願書類の準備(調査書、志望理由書など)
  • 寮希望者は入寮申請・審査対応

📌 POINT: 面接や作文の対策に加え、寮生活に向けた準備もこの時期に。

✅ Check:地域みらい留学(公立高校の受検)では「原則1県のみ」の受検とされますが、例外や二次募集が存在する県も増えています。受検校を1校に絞りきれない場合は、都道府県ごとの受検日程を一覧で比較する“スケジュール表”を作成し、二次募集も含めた併願等の可能性を探ることをおすすめします。最新情報は、各県教育委員会または学校から得られるので、こまめに確認しましょう。

🗓 ステップ4:入試とその後(1〜3月)

  • 入試(オンライン or 現地)
  • 合否通知
  • 入寮決定通知を受け取り、入学手続きへ

📌 POINT: 合格後、入寮の可否連絡が遅れて届く場合あり。寮の準備も見越して動こう。

 

💉補足情報

上記のスケジュールは、あくまで大まかな目安であり、これ通りではなくても十分に間にあいます。特に7~8月まで部活動に熱中していた中学生の皆さんも安心してください。ステップ3の受検準備が遅れると、選択の幅が狭まっていく可能性がありますので、その点は注意しながら、夏以降でもご検討を是非進めてくださいね。

 

✅ 重要チェックリスト

  1. 学校を3校に絞る 6~8月 家族・担任と相談
  2. オープンスクールに参加 7〜9月 現地 or オンライン
  3. 寮の条件を確認・申請 7〜11月 学校ごとに異なる
  4. 志望理由書を作成 10月〜 先生に添削してもらう
  5. 出願書類提出 11〜12月 不備に注意
  6. 面接・作文対策 12月〜 学校別対策が効果的
  7. 合格通知の確認 2〜3月 入寮可否も同時確認
  8. 入学手続き 合格後すぐ 期日厳守

👉二次募集の可能性について

多くの都道府県では、一次募集で定員に満たなかった場合に「二次募集」を実施しています。これは、一次募集で不合格となった場合や、受検校を変えたいと考え直した場合にも、もう一度チャレンジできるチャンスです。ただし、二次募集の有無や日程、対象校、受検対象者の基準は都道府県や学校によって異なるため、早めに各県の教育委員会や学校に確認しておくことが重要です。

 

💡押さえておくべき5ポイント

[ポイント①]地域みらい留学という受検枠がある❔

基本的には「地域みらい留学」という受検枠があるわけではありません。「地域みらい留学」参画校を志望する生徒は「県外生受入枠(全国生徒募集枠)」として受検することになります。各校で県外生徒の受け入れ上限人数が定められており、推薦入試で枠の上限に達してしまう場合もありますし、2次募集まで応募が可能な場合もあります。一方で新たな例として、「特色選抜」の中で複数の高校において募集領域として「地域みらい留学」枠を設定し、それぞれに資格要件や人数を定める県も出てきています。(地元の高校と地域みらい留学校、または地域みらい留学校同士)

[ポイント②]受検日程は、都内公立高校とは違う❔

出願、入試、発表のそれぞれについて都道府県ごとに日程が違うことに注意!日程は都道府県ごとに、また年度によっても異なりますので、必ず各道府県の 教育委員会が公開する情報を確認してください。 志望校(道府県)の各日程を確認しながら、推薦入試・一般入試・2次募集および私立校受検をうまく組み合わせることがポイント! 詳しくは「地域みらい留学」受検制度説明会でも ご案内しています。

[ポイント③]併願はできる❔

受検日程が違っていても、基本的には1つの都道府県立の高校しか受検することはできません。住所が東京にある場合、他道府県に出願する際には東京都教育委員会の発行する「不受験証明書」の提出を求められることが多いです。受検すると決めた県では、推薦入試、一般入試、2次募集を受検することが可能です。(推薦入試を実施していない県もあります)

ただし、2次募集については、推薦や一般入試で他県を受けていても受検可能な県もいくつかあります。詳しくはそれぞれの都道府県の教育委員会の入試要項を確認してください。また前述にもある通り、新たな入試例も出てきていますので、年々受検の可能性も広がってきています。地域みらい留学では「原則1校のみ」の受検とされますが、受検校を1校に絞りきれない場合は、都道府県ごとの受検日程を一覧で比較する“スケジュール表”を作成し、併願の可能性を探ることをおすすめします。最新情報は、各県教育委員会または学校から得られるので、こまめに確認しましょう

[ポイント④]受検で中学校での成績はどのように反映される❔

公立高校受検の合否の判定方法は都道府県によって異なります。内申の計算方法も、中1からの成績が必要な県、中3の成績のみの県など様々です。学力検査と調査書点の割合も、「8:2」「7:3」「6:4」など様々であり、同一県であっても学校ごとに異なる場合があります。成績や出席日数等で不安のある生徒が受検を希望する場合、まずは志望高校に相談してください。高校での単位取得に必要な基礎学力があることや、その高校でどのような高校生活を送りたいかなど面接で自分の言葉で話す必要もあり、あくまで本人の状況によるところが大きいです。

[ポイント⑤]出願にあたって特に気を付けておくことは❔

出願より先に「入寮審査」など手続きが必要な場合があります。約半数程度で、このような事前申請・審査を実施しており、地域や高校によっては、これに合格しないとそもそも出願ができないというところもあります。出願の日程よりも早いタイミングでの実施となりますので注意が必要です。また、受検の出願書類については、願書の書式や調査書の内容なども県ごとに異なりますので、確認して進めてください。

 

 

💬 生徒のみなさんへ

「自分の未来を、自分でつかみに行こう。」

1. 自分を信じる力を育てよう。

 誰かに決めてもらう進路じゃない。「ここで学びたい」と思った気持ちは、君の未来をつくる第一歩だ。

2. 不安を希望に変える視点を持とう。

 初めての地、初めての仲間。こわいかもしれない。でもその一歩は、きっと「自分って案外、やれるじゃん」を教えてくれる。

3. “誰か”のせいにしない覚悟を持とう。

 悩んで、迷って選んだ学校。それがどんな結果になっても、「選んだ自分」を誇れるように。

 

👪 保護者の方へ

「子どもを信じて、手放す勇気を。」

1. 本人の意思を、まずは聞いてあげてください。

 親として不安なことは尽きません。それでも「やりたい」という気持ちを、一度受け止めることからすべてが始まります。

2. “心配”ではなく“応援”という言葉で伝えてください。

 過干渉ではなく、後ろから支えるスタンスが子どもを強くします。「信じてるよ」と伝えることが、最高のサポートです。

3. 送り出すことでしか育たない力があることを、信じてください。

 共同生活、遠方での暮らし、自立した日常。その経験が、きっと困難や壁を経験しても、立ち直り、成長していける力につながります。

 📝 補足:「子どもを信じて手放す」のは、決して“見守るだけ”という意味ではありません。必要なときにさりげなく手を差し伸べる“そっとしたサポート”も、大きな力になります。本人が「自分らしい選択」ができるよう、背中をさりげなく押してあげてください。合同学校説明会(フェス)や資料請求の情報を本人に提供し、本人の行動を手助けしてあげてください。

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☞保護者の皆さま向けガイドブックをCheck!

PDF版のダウンロードはこちら

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✍『私なりの学校選び4条件 ~私はこうやって大槌高校に出会った~』はこちらをタップ📱

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました👐

ご不安なことなどあれば、お問い合わせ窓口より相談してくださいね📳

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監修 松田 芳明 氏

元東京都公立中学校教員、指導主事・ 指導室長、校長などを経て、退職。

近年は、地域みらい留学事務局にて留学に際しての受検制度のアドバイスやサポートを担当。

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