留学を考えるとき、実際にその道を選んだ先輩たちが、どんな経験をし、どのように感じたのかは、とても気になるポイントですよね。このページでは、
を一つの場所に集約しました。
これまでインスタグラムやYouTube、noteなど、さまざまな場所に点在していた情報をここで一度に見渡すことができるので、留学という選択肢をより身近に感じてもらえるはずです。ぜひ、あなたの未来を描くヒントになれば幸いです。
島根県から徳島県の海部高校に越境進学を決めた長島さん。中学ではバレー部に熱中し、学級委員にも挑戦。もともと地域みらい留学には関心がなかったものの、進路を本気で考えはじめた中学3年のとき、改めて調べる中で興味が高まっていきました。
選んだ決め手は、海部高校の体験入学で出会った先輩たちの温かさと、活気ある部活動の雰囲気。「不安がすっと消えていった」と語ります。いまは寮生活にも期待を寄せながら、「勉強も部活もがんばりたい」と新たな生活への意欲を見せています。
後輩たちには「自分のやりたいことを見つけて、自分で進路を選んでほしい」とメッセージを残してくれました。
東京から島根中央高校に留学した和泉さんは、「自分を変えたい」という想いから寮生活を選びました。地域での暮らしや出会いの中で、コミュニティに関心を持ち、高校2年で参加した“公園をつくるプロジェクト”が進路を考える大きなきっかけに。その経験をもとに、東京都立大学の人文社会学部に進学しました。
現在は大学2年生。都市と地域のつながりを学びながら、今もなお高校のある川本町と関わり続け、「しまちゅ~ぶ」というYouTubeチャンネルでその魅力を発信しています。高校留学は、進路だけでなく人生の軸まで見つけられる可能性を秘めています——そんな希望を感じさせてくれる卒業生です。
東京出身の岩間さんは、学力重視の環境に疑問を感じ、「海や自然あふれる環境で学びたい」と島へ。彼は毎週木曜日のプロジェクト型授業で、島の人々と協力し、小学生の外遊びイベントを企画したり、ボート作りを学んだりしています。「もし東京の学校に進学していたら、この経験は得られなかった」と語ります。また、松江市出身の尾野さんは、伝統文化への興味から神社の宮司である「島親」と出会い、島の暮らしに深く溶け込んでいます。
さらに、卒業生の坂下さんは、「島の生産者の力になりたい」とホテル料理人として隠岐島に戻ってきました。高齢化や担い手不足に悩む農家のため、食材のストーリーを伝え、生産者と客を繋ぐ取り組みをしています。高校時代に培った地域との繋がりが、卒業後も彼らの人生を豊かにし、島の活力となっているのです。
学びだけでなく、地域との深い繋がりや未来の生き方まで見つけられる「地域みらい留学」。ぜひ動画で、その魅力に触れてみてください。
「勉強だけの高校生活でいいのか」—そんな問いを抱く高校生たちが、今、福井県の高校を選んでいます。
丸岡高校では、愛知出身の足立さんらが日本女子フットサルリーグのチームで練習に励み、「世界で活躍できる選手」を目指しています。若狭高校では、東京や神奈川などから集った生徒たちが寮生活を送る中、日本海側の豊かな自然や海への興味を深めています。夕食を共に囲んで会話が弾むなど、温かい共同生活の中で、生徒たちは互いに刺激し合い、充実した日々を送っています。
彼らは地元最大で380年以上続くお祭り「放生祭」に初参加し、地域の人々と共に山を引き、多様な視点や地域課題解決への関心を育みました。故郷を離れ、異なる人々と触れ合うことで、世の中の課題解決や地方創生に貢献できる人材へと成長する、まさに「地域みらい留学」の真髄がここにあります。
生徒一人ひとりがやりたいテーマや学びたい環境を自ら選び、深い学びを実現するこの越境体験の魅力を、ぜひ動画でご覧ください!
都会から単身、なぜ鳥取へ? その答えは、鳥取県日野町の日野高校に伝わる伝統文化、荒神神楽にありました。神奈川県横浜市から入学した河野さん(取材当時15歳)は、高校PR動画で見た神楽に心を奪われ、少人数制の温かい環境にも魅力を感じてこの地へ。
「地域みらい留学」制度で寮生活を送る河野さんは、先生に気軽に質問できる授業や、地域の人々の温かさに触れ、すぐに溶け込みます。彼女の目的は、郷土芸能の部活に入ること。初の楽器演奏に悪戦苦闘するも、連打に励み、他の楽器にも挑戦したいと意欲満々です。
かつて後継者不足で廃れかけた「神楽」は、日野高校生によって復活を遂げました。河野さんのような「地域みらい留学生」は、地域に希望をもたらし、伝統継承に貢献。都会を離れ、伝統に触れ成長する彼女の挑戦は始まったばかり。自分らしい高校生活と未来を見つける魅力を、ぜひ動画で体験してください!
「なぜ、都会を離れてまで離島へ?」その答えは、豊かな自然と温かい人々に囲まれた鹿児島県奄美大島、古仁屋高校にありました。将来看護師を目指す兵庫県出身の堺さんは、人と人とのコミュニケーションを肌で感じたいと「地域みらい留学」を選び、青い海と家族のような地域住民との絆に衝撃を受けました。
最初は不安もあったものの、自ら打ち解ける努力をする中で、地域の人々が温かく迎え入れ、かけがえのない友人と出会うことができました。体育祭や文化祭では地域全体で学校を盛り上げ、「一人ひとりが主役」というスローガンのもと、生徒は様々な役割を経験し、新たな自分を発見し、強みを伸ばしています。
この留学は、単なる勉強だけでなく、コミュニケーション能力を育み、人間性を大きく成長させる機会です。卒業後もこの島を「第2の故郷」と感じ、将来は島の魅力を伝えるコーディネーターになりたいと願う彼女の挑戦。新しい自分を見つけたい、成長したいと願うあなたへ。この越境体験の魅力を、ぜひ動画でご覧ください!
地域みらい留学を通じて、自分の可能性を広げた先輩たちの体験談は、どれも等身大で心を動かされるものばかり。勉強だけでなく、地域の人との出会いやプロジェクトを通じて「自分らしい生き方」を見つけていく姿には、これから進路を考えるあなたにとって大きなヒントが詰まっています。
今回紹介した以外にも、地域みらい留学には全国からたくさんの高校が参加しています。ぜひ、自分の「興味があること」や「ワクワクすること」を軸に、ぴったりの学校を探してみてください。
そして、「どんな出会いがあるんだろう」と思ったら、学校見学や体験イベントにも足を運んでみてください。あなたの一歩が、未来を変えるきっかけになるかもしれません。