2025年12月1日のセミナーでは、大手予備校の元進学アドバイザーである高橋洋平氏より「大学受験の最新トレンド」と、それに対応する新しい進路の選択肢である「地域みらい留学」について徹底解説しました。
中学生の子どもを持つ保護者の皆様にとって、今の大学受験が自分たちの時代とどう違うのか、そしてどのような力を育むべきなのかをお届けします。
かつての受験は、テストの点数や「偏差値」がすべてというイメージが強かったかもしれません。しかし、現在の文部科学省や大学が定義する「学力」は大きく様変わりしています。
今の時代、学力は以下の3つのバランスで評価されます。

(イベント投影資料より抜粋)
要するに、これからは「偏差値」だけではなく、その子自身が持つ「資質・能力」が問われる時代になるということです。
企業から見た「就職力ランキング」では、1位は東京大学ではなく、意外にも北海道大学が選ばれています。
企業は頭の良さ(知識・技能)だけでなく、「行動力」「対人力」「独創性」を兼ね備えた、バランスの良い人材を求めています。
つまり、大学の名前だけで人生が決まる時代ではなくなっているのです。

(出展:日経キャリアマガジン 就職力ランキング2021)
保護者の皆様の時代、推薦入試は「一般入試から逃げる人が受けるもの」というネガティブな印象があったかもしれません。しかし、今は違います。
驚くべきことに、 現在の大学入試の半分が「推薦・総合型」で占められているのです。内訳として、私立大学では入学者の半数以上が「推薦・総合型」で占められており、国立大学でも東北大学や筑波大学などの難関校が、筆記試験よりも面接や論文を重視する枠を広げています。

(出展:朝日新聞)
大学入学共通テストの英語を例に見ると、単語自体は以前より易しくなっている一方で、センター試験時代から文章量は1.5倍〜2倍に増加しており、単純な一問一答形式ではなく、膨大な文章に加え、図やグラフを素早く読み解く思考力が問われるようになっています。

(出展:https://onlinejukutanki.com/center-vs-common-test-math-english/)
こうした受験の変化の中で注目されているのが、「地域みらい留学」です。
これは、都道府県の枠を超えて、全国各地の魅力ある公立高校に進学する仕組みです。
地域みらい留学は、豊かな自然や多様な世代との交流がある地域環境を学びの場とすることで、冒頭でご紹介した「学びの基礎」「考える力」「切り拓く力」をバランスよく育むことができます。

(イベント投影資料より抜粋)
実際に神奈川県から雪国へ留学した生徒さんの事例をご紹介。偏差値で大学を選ぶのではなく、「自分のやりたいこと」を軸に選び、自分で進路を切り拓きました。

(イベント投影資料より抜粋)
保護者の皆様にとって、子どもの将来を思うがゆえに「つい口出ししたくなる」場面も多いかと思いますが、成功する進路選択の鍵は驚くほどシンプルでした。
地域みらい留学や希望の大学進学を実現した生徒たちに共通しているのは、「自分で進路を決めた」という点です。
高橋氏自身の経験として、「親に言われて進学した」という思いが残っていると、大人になっても「あの時母親がああ言ったから…」と、どこか言い訳をしてしまうことがあるそう。
子どもが将来、自分の人生に責任と自信を持つためには、「自分が納得して選んだ」という実感が何よりの原動力になります。

(イベント投影資料より抜粋)
受験は「子どもの受験」であり、保護者の受験ではありません。
どうしても自分の受験と思ってしまいますが、親ができる最大のサポートは、子どもの先回りをせずに、子どもが自分で選ぶ機会を与え、その成長を信じて見守ることです。
偏差値という外側の基準から、子ども自身の内側にある基準・自分軸へ。このシフトこそが、これからの時代を生き抜く力を育みます。ぜひ、地域みらい留学を一つの選択肢にしてみませんか?
地域みらい留学では今後も皆様の進路選択に役立つ情報をお届けします💁♀️最新イベントはこちらからチェック!