地域と協働した学び
地域を知り、地域の課題を解決する探究学習
◎学校設定科目「北アルプス学」
学校周辺のフィールドワークを中心に、社会学、歴史、文化、自然科学など様々な視点から北アルプス地域を知り、自ら問いを立てて探究活動をおこなう中で、地域の課題や魅力を再発見する授業です。
◎学校設定科目「環境」
白馬・小谷を中心とした地域の自然の観察や体験を通して、生物とそれを取り巻く環境について理解を深める授業です。植物観察、水質・水流調査、ヤツメウナギの生態、日本の原風景としての里山、棚田、サンショウウオの卵塊、水生昆虫、地層構造、ブナ林観察等々、地元の方の話を聞きながら、ふだん見られない景色や生態系の不思議を目の前で堪能することができます。
◎学校設定科目「観光英語」
地元の基幹産業である「観光」に特化して、実践的な英語力の養成をめざす授業です。毎年、白馬を訪れる外国人観光客向けの英語によるガイドツアーを実施しています。自分たちの足で地元を回り、地域の方から情報を集め、地元の魅力を深く知る絶好の機会となっています。
◎学校設定科目「山岳実習」
読図、植生、気象、登山常識、セルフレスキュー等、北アルプスを中心とした登山ルート、標高、山の歴史、文化等の知識を習得する授業です。山岳ガイド(信州山案内人)資格取得を視野に入れ、その基礎となる知識と理論を習得します。地元の山案内人組合の登山道整備にも協力していて、そこでの地元の方との交流も魅力です。山岳実習では、3,000メートル級の白馬三山に挑みます!
◎その他、地元のお祭り、田植え、ボランティア活動にも参加しており、年間を通じて地域の方と触れ合う機会が豊富にあります。写真は「塩の道祭り」に参加した時の光景です。