にいがたけんりつなかじょうこうとうがっこう

新潟県立中条高等学校

スクール・ミッションは「総合選択制の高校として地域と連携し、主体的に社会貢献できる人材を育成する学校」。 令和6年度、中条高校の広範な産学官による人材育成が高く評価され、2つの大きな賞を受賞しました。それは「第13回 キャリア教育推進連携表彰」で奨励賞を受賞。もう一つは「第1回 PLIJ STEAM・探究グランプリ」でグランプリを受賞。 探究学習、キャリア教育が全国レベルで評価されている学校です。
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学校のことを知るイベント

学科・コースの学びの特長

普通科総合選択制で興味を広げ、才能を伸ばし、未来をデザイン。

2年次から「探究教養コース」と「地域産業コース」に分かれます。「探究教養コース」は大学等への進学を目指して自分の興味に応じた分野を学習するとともに、地域社会について研究します。「地域産業コース」は、企業実習による体験を重視した学びをとおして地域産業への理解を深めます。なお、地域産業コースからの進学も可能です。「地域産業コース」には、工業系と商業系があります。基礎的な知識や技術を学ぶとともに、資格取得や企業実習、地域貢献活動に取り組みます。

どんな君も輝ける場所

カラフルな個性が集まる学校

本校には、後ほど詳しくご紹介する「特徴的な学びのプログラム」を支える、大切な土台があります。それは、個性豊かな生徒一人ひとりを、ありのまま温かく受け入れ、尊重する校風です。この精神は、教職員から生徒へ、そして生徒同士の間にも深く根付いています。 中条高校には、実に多様な生徒たちが集まります。スポーツに打ち込む生徒、明るく活発な生徒、物静かに自分の世界を大切にする生徒。ヒップホップが好きな生徒もいれば、勉強が得意な生徒、少し苦手な生徒もいます。中学時代に不登校を経験した生徒や、「家が近いから」という理由で本校を選んだ生徒もいます。かつては、学校生活を心から楽しめなかった経験を持つ生徒も、ここではみんな大切な一員です。

安心できる居場所で過ごす日々

気づいたら、自分が変わっていた

また、別の女子生徒は、中学時代を「どちらかと言えば教室の隅で一人でお弁当を食べるタイプだった」と振り返ります。しかし、今は「友人や先生、授業でお世話になる地域の方々との交流が楽しい」と笑顔を見せます。「将来は、もっとたくさんの人と関わりたい。海外の人たちとコミュニケーションをとる仕事に就きたい。」その夢を叶えるため、専門学校への進学を目指しています。 中条高校では、周りにいる仲間たちが実に多様です。だからこそ、ありのままのあなたが尊重され、安心して過ごせる「居場所」がきっと見つかります。 自分らしさを大切に過ごす3年間。その中で、あなたは自分でも気づかなかった可能性に出会い、驚くほど大きく成長しているはずです。中条高校は、そんな毎日が待っている場所なのです。

大学生メンターも伴走!地域と創る探究学習

中条高校地域アカデミー

温かな校風を土台として、中条高校が特に力を入れているのが、地域と協働する「探究学習」です。その名は「中条高校地域アカデミー」。 これは、学校を飛び出し、地元企業や市役所、そして大学と連携しながら、地域について学び、地域に貢献していく本校独自のプログラムです。 このプログラム最大の魅力は、先生だけでなく、5つの大学に所属する大学生たちが「メンター(良き相談相手)」として、生徒一人ひとりの研究活動に寄り添い、サポートしてくれる点です。

探究グランプリも受賞!

勉強の苦手な子にもスポットライト

ここでは、国語や数学といった座学が少し苦手な生徒も、主役になることができます。生徒たちは、観光振興、商店街の活性化、高齢者福祉といった胎内市のリアルな課題の中から、自分の興味・関心に基づいてテーマを設定します。そして、大学生メンターに相談しながら、何度も地域に足を運び、時には住民の方々と一緒に汗を流し、課題解決に向けた自分だけの「答えの仮説」を見つけ出していくのです。 このユニークな取り組みは、外部からも高く評価されています。 令和6年度2月には、文部科学省と経済産業省が主催となる「第13回キャリア教育連携表彰」で奨励賞を受賞したほか、同年度3月には、「一般社団法人学びのイノベーション・プラットフォーム」が主催する「PLIJ STEAM・探究グランプリ」において、最高賞であるグランプリを受賞しました。 金沢大学、東北大学といったトップレベルの大学や、全国有数の進学校である兵庫県立兵庫高校など、そうそうたる教育・研究機関が参加する中での受賞は、私たちの大きな誇りです。

プログラムの先にあるもの

探究が起こす、自己変革

この探究学習は、社会で生き抜くための課題解決力や、新しい価値を生み出す力(アントレプレナーシップ)を育むことを目指しています。しかし、私たちが本当に大切にしているのは、その先にあるもの。それは、探究活動を通して、生徒一人ひとりが「自分の人生」そのものを探究する意欲を手にすることです。 正直に言えば、最初は「社会貢献なんて興味ない」「どうせやらされるだけでしょ」という気持の生徒もいます。 しかし、プログラムが進むにつれて、少しずつ変化が生まれます。本気で向き合う先生、温かくも真剣な地域の方々、そして親身に支えてくれる大学生。周りの大人たちの「熱」に触れる中で、生徒たちはいつしか学ぶことの面白さに目覚め、「私たち、本当に地域のために何かできるのでは!?」と、自信を深めるのです。

自分イノベーション

真の生きる力が身に着く

地域への貢献活動を通して、学びの楽しさや社会の一員であるという当事者意識が芽生える。 小さな成功体験を積み重ねることで、自分への確かな自信が育っていく。 そして、社会と自分のつながりを意識し、授業で深めた自信を原動力に、今度は「自分の将来」という新たな探究へと踏み出し、夢に向かって歩み始めるのです。 これこそが、探究学習を通じて巻き起こる、自己変革。 私たちは、これを「自分イノベーション」と呼んでいます。

第二のふるさとのように、温かく安心できる寮生活

生活インフラも充実!

親元を離れ、新しい土地で学校生活を送る皆さんには、心配なことや心細いことも多いと思います。その不安を少しでも解消できるよう、寮生活についてご説明します。 皆さんが3年間を過ごすのは、胎内市の農家民宿「桑苺(マルベリー)」を改装した寮です。一人ひとりに個室が用意され(トイレ・お風呂は共同)、3度の食事は併設の農家レストラン「亜久里」で提供されます。 ハウスマスターを務める泉田さんも同じ敷地内に住んでいますので、緊急時も安心です。 寮は高校から徒歩約10分。スーパー、コンビニ、ホームセンターも徒歩10分圏内にあり、生活に便利な立地です。JR中条駅からも徒歩圏内(約20分)で、内科、歯科などの病院も近くにそろっています。

自然体で、温かく

生徒に寄り添うハウスマスター

寮で生徒たちの毎日を見守るのは、ハウスマスターの泉田さん親子です。 お二人は東日本大震災を機に福島県からここ新潟県胎内市へ移り住んだ経験を持っています。だからこそ、新しい環境に飛び込む生徒たちにとっては、心強い「人生の先輩」でもあるのです。 そんな経験を持つお二人に、ハウスマスターを引き受けた際の思いを伺いました。 「人生も、学校生活も、きっと色々ありますよね。悩んだり、気持ちが浮いたり沈んだり。そんな時、私たちはただ自然体で、そっと寄り添える存在でありたいんです。」

寮は第二の実家

日々の何気ないやりとりを大切に。

大切にしたいのは、日々のありふれた挨拶だと言います。 「『おはよう』『いってらっしゃい』『おかえり』『おやすみ』。そして『ありがとう』。この当たり前の言葉を、お互いに交わし合うことを大切にしたい。あとは、顔を見て気になったら『どうした?』『元気か?』と声をかけるくらい。もし相談したいことがあれば、いつでも話してくれればいい。…ああ、それと、靴はきちんと揃えること。それくらいかな。」 そう、温かく、そして少しはにかむように語ってくれました。 ルールで縛るのではなく、日々の何気ないやりとりの中から、心地よく信頼できる関係を築いていきたい。お二人の言葉から、そんな純粋な思いが伝わってきます。 こんな泉田さん親子が見守ってくれる寮だからこそ、生徒たちは安心して毎日の生活を送ることができるのです。

新潟県胎内市って!?

留学地域の特徴

新潟県胎内市は、新潟県の北東部に位置する人口約2万7,000人の市で「自然が活きる、人が輝く、交流のまち」を市の基本理念に掲げ、山・川・海の豊かな自然を活かしながら、未来への希望が持てる持続可能なまちづくりを進めています。 豊かな自然に恵まれる一方、中条高校が所在する市内中心部には、交通、病院、商業施設等の生活インフラも充実しているなど、地方の良さと暮らしやすさが両立しています。

まち全体が、君の学び舎

カラフルな個性が集う胎内市

ハウスマスターの泉田さん親子のように、市外から移り住み、この街で新しい挑戦を始めた「先輩」たちが大勢いること。それも、ここ胎内市の大きな魅力です。 多様な個性を持つ人々を「よそ者」扱いせず、温かく迎え入れる。そんな風土は、中条高校だけでなく、胎内市全体に深く根付いています。 夢の実現に情熱を燃やす人。まだ見ぬ「面白い」を探す人。大きな挫折を乗り越え、次の一歩を踏み出そうとしている人。このまちには、様々な背景を持つ魅力的な大人たちが暮らしています。

たくさんの「先輩」が、君の仲間になる

学習を通じて交流も

皆さんは、探究学習などを通して、きっとこうした「人生の先輩」たちと出会うことになるでしょう。ぜひ、たくさん話し、時には意見を交わしながら、お互いに良い刺激を与え合ってください。 温かい学校、安心できる寮、そして個性豊かな人々が暮らすまち、胎内市。 この記事を読んでくれたあなたが、いつか私たち、そしてこのまちの新しい仲間となってくれる日を、心から楽しみにしています。

詳細情報

学校概要

住所

959-2643

新潟県胎内市東本町19番1号

TEL
0254432047
学校タイプ
全日制
学校種別
共学
県外生徒募集の定員
3名
学科・コース
  • 地域産業コース工業選択
  • 地域産業コースビジネス選択
教員数
15
生徒数(2025年度)

全校生徒 134名(男8648)

  • 1年生2クラス 52名(男3715)/内県外生徒0
  • 2年生1クラス 33名(男2013)/内県外生徒0
  • 3年生1クラス 49名(男2920)/内県外生徒0
制服

学費・生活費

入学初年度の経費等

入学金
5,650円
授業料
0円
制服
54,000円
体操服・体育用品等
25,000円
教科書・副教材等
24,000円
PC・タブレット等
0円
修学旅行積立金
125,000円
学校諸費
32,500円
合計
266,150円

※授業料は国の修学支援制度により原則全額無料となっております。  制服、体操着・教科書等は男女や年度ごとで若干の違いがありますので概算額での記載です。  修学旅行積立は令和7年度入学生の積立金額を記載してあります。  学校諸経費については、生徒会費、PTA会費、振興会費、学年諸経費です。  タブレットは、iPadを4月に無償貸与し、卒業まで利用してもらっています。

生活費(月)

住居費(月額/円)
50,000円
食費(月額/円)
0円
光熱費(月額/円)
0円
合計
50,000円

※住居費は調整中であり、上記は食費、光熱費を含む目安の額です。

居住タイプ

住居タイプ
ホームステイ
部屋のタイプ
個室
住居からの通学手段
徒歩
住居からの通学時間
10分
住居のサポート
-

部活動

野球部
バスケットボール部
バレーボール部
バドミントン部
ソフトテニス部
剣道部
華道部
茶道部
科学部
美術部
書道部
写真部
吹奏楽部
地域協働部

卒業後の進路

卒業後の進路
国公立大学
私立大学
短期大学
専門学校
就職
専攻科
その他
卒業生数
2024年度02128190050

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受検要項関連資料

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