北海道礼文高等学校

　礼文高校は｢全日制　普通科｣の学校です。 　普通科の学校は珍しくありませんが、1学年の「高山植物」や、3学年の「礼文の自然と観光」を中心とした学校設定科目は、礼文島でしか見られない高山植物を中心とした地域の自然について、とことん学んで、見に行って、考えて、発表までする学習活動です。また、自然環境の保全が観光業と水産業の両方にとって大切であることも、実感することができます。この実感を通して地域の未来を考えることで、気づいたら発想がSGDsになっている。そんな学びが礼文高校の特長です！ 　地域の学びをとことんやると、他の地域と比べることもできます。自分が住む地域の課題をよりよくするにはとうしたらいいか考えたことがあれば、他の地域でも筋道を立てて現状をよりよく変える考え方を応用できます。 　最北端で離島で、不便なこともたくさんあるけれど、「なぜ不便なのか」を考えると…ほら、もう学びの入り口です。経済も、地域の少子高齢化も、地球温暖化も、日本や世界が抱える課題群の最前線が、ここにあります。

礼文町主催の海外交流事業でカリフォルニア州に２週間程度のホームステイや現地での交流を行い様々な国際体験をします。また、礼文島の豊な自然環境を活かした「高山植物」や「食文化」等について学びます。全校ボランティア活動も積極的に行っており地域の人々との交流活動も積極的に行っています。

礼文島は日本の最北端に位置する離島であり、奇跡的な自然が今なお存在し、また、およそ300種類の花々が咲き乱れ別名「花の浮島」と呼ばれています。ちいさな離島ならでの特徴を活かして漁師とのつながりや、島民とのふれあいを通して知識を蓄え、島民全体で礼高生を応援します。

礼文島ならではの環境を活かした新学生寮を新設。青くひろがる海が見下ろせる立地でコミュニケーションを図り、近くに総合体育館・公園があるので休日には友達と運動して汗を流す楽しみも。仲間とともにかけがえのない３年間を過ごしませんか。

放課後や週末に視聴覚室で７名のメンバーで音楽を楽しみながら練習をしています。オリジナル曲も作成し高文連大会や学校祭での演奏、さらに町の行事などでも演奏を行っています。 礼文高等学校では、運動部・文化部への入部率が約９割。勉強との両立を図りながら、少人数だからこその結束力を発揮し、伸び伸びと部活動を行っています。