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和歌山県立串本古座高等学校

わかやまけんりつくしもとこざこうとうがっこう

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地域まるごとキャンパス

学校基本情報

和歌山県立串本古座高等学校
〒649-3503 和歌山県 東牟婁郡串本町 串本1522
TEL 0735-62-0004
Mail vice-principal@kushimoto-h.wakayama-c.ed.jp

学校タイプ

全日制

県外生徒募集の定員

高校進学
募集定員の10%程度
高2留学 0

学科・コース

グローカルコース

【地域みらい留学ができる学科・コース】

高校進学 グローカルコース
高2留学 -

教員数

28名


生徒数(今年度)

学内内訳 クラス数 男子 女子 県外生徒数
1年生 3 23 30 6
2年生 3 43 43 1
3年生 3 26 33 2
合計 - 92 106 9

※上記数字は調査時期により数字が異なることもあります。


制服


住まい

1
1 住居タイプ 下宿
暮らしタイプ 一人暮らし
住居費

月額 30,000円

食費

〈朝〉月額 5,000円
〈昼〉月額 8,000円
〈夜〉月額 10,000円

光熱費

月額 5,000円

住居からの通学手段 徒歩
住居からの通学時間 1分
備考 生活支援員制度あり、住居手当あり

授業外の学習進路サポート

くろしお塾

学校内の無料の校内塾(すべての教科の学び直し・大学受験サポート・英検・漢検の補習など)

教育目標と方針

<教育目標>豊かな心と確かな学力を身につけ、個性の伸長をはかることにより、地域や社会の形成者として貢献できる人間を育成する。

<教育方針>
 1 人間尊重の精神を基盤とし、道徳と礼儀を重んじ、広い視野に立つ全人教育をすすめる。
 2 確かな学力を身につけ、自ら考え、行動し、生涯にわたって学び続ける態度を育成する。
 3 誠実な心とたくましい体を育て、自らの未来を切り拓く力を育成する。
 4 郷土の伝統と文化を大切にする心を養い、地域や社会に貢献する態度を養う。
 5 紀南の豊かな自然を愛し、人と自然の関わりを大切にする心を養う。


学校の特徴

留学は外国だけじゃない! 地域まるごとキャンパスで叶える夢 本州最南端に半島留学

串本古座高等学校は、本州最南端の町である串本町に位置します。この地は南に太平洋、北に紀伊山地を臨み、ラムサール条約に登録された世界最北の大サンゴ群生域、南紀熊野ジオパークを構成する様々な地質遺産、世界遺産として登録された紀伊山地の霊場と参詣道などを有し、古くからアメリカやトルコとのつながりもあります。
 本校は平成29年度から、これらの豊かな教育資源を活用した「地域まるごとキャンパス構想」を立ち上げ、地域の良さを再認識させるとともに地域活性化に貢献する人材の育成を目指して、様々な取り組みを行っています。あわせてグローカル・クリエイティブ・アドバンストの3つのコースを新たに設置するとともに、和歌山県内の公立高校(本校)として初の全国募集を開始しました。特にグローカルコースでは、普通科高校ではあまりない、スキューバダイビングの技能を学ぶ「マリンスポーツ」、地域の特色や魅力を自然科学分野から学ぶ「海洋環境」、地域での長期就労体験を行う「串本デュアル」など、様々な特色ある授業を行っています。平成30年度にはトルコ大使館から、トルコ大使のご講演にお越しいただくとともに、校内プレゼン大会での優勝者がトルコ大使館に招待され、大使の前で発表する機会を頂きました。昨年度からは、介護職員初任者研修を授業で受講できるようになりました。このこともあって、昨年度の卒業生の何名かは地域の介護施設に就職しました。
 現在串本町では日本初の民間ロケット発射場の建設工事が進められていて、来年度に完成する予定です。本校でも今後は、これまでの「地域」に係る学びだけでなく、「宇宙」に係る学びの場も作っていきたいと考えています。
 地域貢献を目的としたCGS(地域包括地域の介護施設と連携し支援部)も、平成29年度から立ち上がりました。ここでも、「まぐろ」や「ゆず」などの地域産品を使った商品の開発、JRとコラボレーションした防災への取り組み、ウィキペディアのローカル版であるLocalWikiを活用した情報発信、ジオへの取組など、様々な特色ある活動を行っています。
 本校の魅力化に関する取り組みには、地元である串本町・古座川町をはじめ、様々な方面よりご支援を頂いています。全国の中学生諸君の中で、新しい自分、新しい未来を創りたいと思っている人は、ぜひ、本州最南端への「半島留学」にチャレンジしてください。留学は海外だけではありません。


地域みらい留学生の生活

探究心を解放せよ! ~ゼロ gravityの挑戦~

小学校、中学校のあらゆる人間関係の中で、なかなか自分を出せない生徒も多いと思います。
住み慣れた地元を離れ様々なしがらみから解放されて、高校時代にしか出来ないことを思う存分チャレンジしましょう!
それを串本古座高校では「ゼロ gravity」と呼んでいます。
寮がないため、自分一人で生活していかなければいけません。これは、デメリットに感じるかもしれませんが、朝の起床から始まり、食事の用意や家の掃除などを自分一人でするため、一般的な高校生では得られないような自立心が養われます。自分の将来を照らす灯台に火をともして、無限の可能性を秘めた大宇宙へ、自らの手や足で進んでいこう!


地域とのつながり、地域の魅力

2つの海流がぶつかる、宇宙の近所!

串本古座川地域は、本州最南端に位置します。
沖合では、南からの暖流と、北からの寒流が交わり、豊かな漁場となっています。暖流系の魚と寒流系の魚の両方が生息しているため、そこで見られる魚の種類は日本で最大級です。同じ町で住んでいながら、暖流系の海と寒流系の海の両方を見られる場所は、日本広しといえどもここ串本古座川地域だけです。そのため、町内には多くのダイビングショップがあり、本校の特色ある授業である「マリンスポーツ」も、それらのショップの方々の協力を得て開講しています。
一方、山のほうに目を向けると、そこには「古座川」が流れています。古座川は、清流として有名で、アユやアマゴ、ニホンウナギやサツキマスなどが生息し、地域ではあまり見られなくなった日本の川の原風景が残っています。それを求めて、他の地域から釣り人や観光客が多く訪れています。この地域の子供たちは夏になると古座川に遊びに行き、泳いだり、橋から飛びこんがりしています。でも授業の中で古座川について書かれた文学作品や、河出の漁業などについて学習しています。
この地域は、南紀熊野ジオパークに指定されており、古座の一枚岩や橋杭岩をはじめとする多くの奇岩・景勝地が存在しています。また、温泉地や天然岩を御神体とする寺社、伝統的な祭りなど、地域の文化も地域の自然や大地の成り立ちと大きく関係しています。本校では、このジオパークを教材として、地域の自然の成り立ちやそこに育まれた文化の関係を学ぶことができます。
2022年には、串本町内にロケット発射場が開設されます。これは、日本で初めて民間主導で建設される発射場で、年間20回という世界最高頻度での打ち上げが計画されています。日常的にロケットが打ちあがる町として、宇宙の不思議や関連産業への興味が高まると期待されています。

イチオシ部活

CGS部

CGS部(地域包括的支援部)は、地域と共同しながら将来地域を支える人材を育てることを目的とした部活動です。CGSの取り組みは「地域を知ろう」「地域と知り合おう」「地域を伝えよう」という3つのテーマを柱としています。具体的には、地域の特産品の栽培や、それを使ったオリジナルメニューの開発、今まで注目されていなかった海洋生物を食糧資源として活用するための研究、ロケット打ち上げに向けて観光協会や、町役場と共にお土産品やロケットに関わるレシピの開発などを行っています。
CGS部が遵守しているのは、人前でのプレゼンテーションです。プレゼンテーションの機会を多く設けることにより生徒に人前で、物怖じすることなく話す力や即興でやりとりをする力などをつけて、卒業後も地域のことを他の人に豊に伝えることができる生徒の育成を目指して取り組んでいます。
基本的には、生徒自身でやりたいことや取り組む課題を発見して、チームを組んで取り組む学校で一番所属する部員が多いクラブ活動となっています。

卒業後の進路

卒業後の進路 国公立大学 私立大学 短期大学 専門学校 就職 専攻科 その他 卒業生数
2018卒業生 3 25 11 26 40 0 0 78
2019卒業生 2 16 5 27 36 0 0 101
2020卒業生 4 27 6 24 36 0 0 72
2021卒業生 7 42 4 13 30 0 0 82

主な大学合格実績

詳細は学校ホームページで

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