中学3年の秋が深まり、進路の話題が一段と現実味を帯びてくるこの時期。
「志望校は決まりつつあるけれど、うちの子にはもっと合う環境があるかもしれない」
「地域みらい留学のことを最近知ったけど、もう遅いのかな…?」
そんな保護者の方も多いのではないでしょうか?
確かに、秋までの合同説明会(地域みらい留学高校進学フェス)は一段落しています。11月以降は、タイトなスケジュールになりますが、まだ学校決まっていない方も、地域みらい留学を最近知った方も、急いで学校を決めることでまだ間に合います。
実際に、地域みらい留学を11月から検討をして、留学を実現した留学生もおられます。
この記事では、11月以降に地域みらい留学の検討を進めるための5つのステップをご紹介します。
地域みらい留学は、中学生が地元を離れ、全国の高校で学ぶ“新しい進路のかたち”です。
自然豊かな環境や地域と深くつながる学校で、探究学習を通じて自分の「好き」や「得意」を伸ばし、将来につながる力を育てます。授業だけでなく、地域の課題解決やプロジェクト活動など、実社会と関わる学びが多く、子どもの可能性を広げる経験が待っています。
また、寮や下宿での生活を通じて自立心を育み、仲間や地域の大人との交流から、人間的にも大きく成長します。
進路選択を“偏差値”だけでなく“生き方”から考える。それが、地域みらい留学の目指す新しい教育のかたちです。
参考までに留学生の声やメディア掲載された内容をまとめた記事を以下に記載します。
⓪ 2025年度版 「地域みらい留学」の進め方ガイドブックを確認
1️⃣ 学校を調べる・絞り込む
2️⃣ 学校個別説明会・相談会への参加
3️⃣ オープンスクール(現地訪問)
4️⃣ 受検制度の理解
5️⃣ 出願・受検へ進む
この流れを意識することで、「今、何をすべきか」が明確になります。
では、それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
1点注意ですが、受検は期日が決まっております。
11月から検討スタートし「地域みらい留学」をした方はおられますが、スケジュールがタイトです。できるだけ早く、学校を決めて、オープンスクール(現地訪問)まで実施をすることが大事です。
「2025年度版 地域みらい留学ガイドブック」では、地域みらい留学のすべてがわかります。
プログラムの目的や特徴、卒業生のリアルな声、費用や生活のことまで、初めての方にもわかりやすく紹介。さらに、留学までのステップや受検制度、学校の探し方のヒントなど、検討から出願までを一冊で網羅しております。
全国169校の詳細情報も掲載されており、地域の魅力や住まいのタイプ、卒業後の進路まで比較できます。
「どんな学校があるの?」「費用は?」「受検はどうなる?」そんな疑問にもこの一冊で解決!
※ガイドブックはこちらから公式ライン登録後、LINEのメッセージでも送付されます。
※既に公式ラインで友達の方は、メッセージで「電子ガイドブック希望」とお送りください。
まずは情報収集から。
地域みらい留学のサイトで、興味のある地域や学科を入力し、学校検索を行いましょう。

その際におすすめなのが、「学校選び診断ツール」。子どもの興味関心や性格タイプに合った学校が提案されます。
「学校選び診断ツール」で診断することで、自分はどんな検討軸で学校を絞り込むのが良いか着想を得ることができると思います。
さらに、地域みらい留学生の先輩の「私なりの学校選び4カ条」記事を参考に、選び方の軸を整理しておくとよいでしょう。
学校検討の軸が決まり、学校の絞り込みの状況になりましたら、学校詳細ページの下部に記載されている寮費や生活費、食事環境など、実際の暮らしに関する情報も早めに確認しておきましょう。

※掲載している内容は、とある高校の内容であり、高校ごとに金額や明細が異なります。必ず、ご自身の気になる高校ページでご確認ください。
気になる情報が不足している時は、直接学校にお問い合わせすることをお勧めします。
また、学校の先生や生徒が自分の高校を紹介している3分プレゼン動画をYouTubeで公開しております。気になる高校の雰囲気を確認する意味でも是非ご確認ください。
学校が絞れた方は、学校ごとにYouTube閲覧URLをまとめたスプレッドシートから学校を探してご確認いただくと楽かもしれません。
気になる高校が絞れたら、各学校が開催する個別相談会に参加しましょう。ここでは、ガイドブックでは分からない学校の雰囲気や先生の人柄を感じられます。
「子どもの性格に合うか」「他県からの受検は可能か」「受検制度の違い」など、気になる点を直接質問できます。
県外受検に必要な書類(例:受検証明書)についても、この場で確認しておくと安心です。
※受検制度に関しては、本記事後半で触れます。
イベントページから「学校個別説明会・相談会」で検索し、希望校の「個別説明会・相談会」の日程を確認しましょう。

※個別相談会の日程がない場合は、直接学校にお問い合わせすると調整いただけることがあります。
ステップ2の「個別相談」で「ここなら行ってみたい」と感じたら、いよいよオープンスクール(現地訪問)へ申し込みをして参加しましょう!
オープンスクールでは、実際の授業や寮、食堂など、子どもの生活のイメージを具体的に掴むことができます。
現地の生徒や先生との交流を通して、「自分の未来がここにある」と確信を持てる大切な機会です。

オープンスクールは、イベントページから「オープンスクール(現地訪問)」で検索し、希望校の開催日程を確認しましょう。
一部の高校は、地域みらい留学のイベントページで募集していない高校もあります。イベントページで検索ヒットしない場合は、希望の高校へ直接お問い合わせをしてみてくださいね!
以下で「地域みらい留学」事務局がわかる範囲でオープンスクールをまとめておりますので、以下の記事からご確認いただけると探しやすいかと思いますので、ぜひご活用ください。
地域や学校によって受検方法が異なるため、ここで制度を整理しておきましょう。
「受検制度説明会」や「事務局説明会」などのイベントを活用するほか、サイト内の「受検の徹底解説」記事や記事下部添付の動画も理解の助けになります。分からないことがあれば、中学校の先生や受検先の高校担当者に相談をすることが大事です。
受検や進学の際に必要な手続きや書類については、以下の記事でもご紹介しておりますので、併せてご確認ください
【再掲】ある留学生の保護者に聞いた!地域みらい留学までの手続きもろもろ
また、事務局主催で【入試制度説明会】イベントを開催することもあります。中学3年生の方はLINE登録をしておくと通知されるので、オススメです。
情報を整理し、志望校が定まったら出願・受検へ。
学校ごとに締切や書類形式が異なるため、公式情報を必ずチェックしましょう。
ここまでのプロセスを丁寧に進めることで、お子さんが「本当に自分に合った学校」に自信を持って挑む準備が整います。
11月以降は、タイトなスケジュールになりますが、まだ学校決まっていない方も、地域みらい留学を最近知った方も、急いで学校を決めることでまだ間に合います。
診断ツールやお子様のすきや得意で学校検討の軸を定め、学校個別説明会・相談会で納得し、現地訪問で確信を得る。
このプロセスこそが、お子さんにぴったりで納得する高校を決定する流れです。
最後までしっかりと検討をして、悔いなき高校進学ができることを願っております!