分かり合える友達がいる。
ありのままの自分でいられる場所。

群馬県/尾瀬高校 小林 雪菜さん
栃木県出身

尾瀬高校に進んだ理由

自然のフィールドに出て、
大好きな野鳥の研究がしたい。

家族みんなで鳥に興味を持ち、中学生の時に日本野鳥の会に入りました。週末はいろんな場所にバードウォッチングに出掛けていたのですが、日光白根山に行った時、尾瀬高校の自然環境科がシラネアオイを移植しているという看板を見たのが高校を知ったきっかけです。うちからは通えない距離なので、両親はホームステイすることを心配していましたが、オープンキャンパスで実際に高校にある自然環境棟や植物園を目で見たら、ここしかない!と思いました。
自然環境科では、環境調査や研究の授業や、野外実習も行われます。他の高校でも理科系に強いところはありますが、ほとんどが理科室にこもった実験が中心。高校の外に広がる大自然のフィールドに出て、自分で決めたテーマで調査・研究ができるのは尾瀬高校ならではだと思います。

いま夢中になっていること

理科部やネイチャークラブで、
地域のイベントにも参加。

自然環境の授業がある日は学校に来るのが楽しみで、特に嬉しいのが月1回、丸一日かけて行う野外実習。近くの武尊山や尾瀬ヶ原、吹割の滝などに行って、専門知識を持った外部講師の方から学べます。この間は野鳥がテーマの日で、思う存分話が聞けて嬉しかったです。
私は理科部に所属し、放課後や土日にフィールドで調査し、その研究成果をまとめて県や全国で発表しています。他にも、卒業生と一緒に行うG-necネイチャークラブというイベントも。休日に地域の方や入学予定の中学生と一緒に、自然遊びや畑作り、伝統文化などの体験活動をしたり、お祭りにネイチャークラフトで出店したり。自分たちの畑で作ったものを調理すると、毎回その美味しさに感動します。本当に美味しいんです!これまでに作ったのは、花豆パンや地元の料理であるおやき、たらし焼きなど。卒業生や地域の方との交流が多く、いろんな話を聞けるのも楽しみです。

私にとっての地域みらい留学

分かり合える人がたくさんいる場所。
自分の意見を伝える力もついてきました。

自然が好きな人にとっては、尾瀬高校は最高の環境だと思います。私も分かり合える友達がたくさんできて、ありのままの自分で入られるようになりました。毎日が楽しくてしょうがないけれど、このままでは鳥だけで3年間が終わってしまう(笑)。将来、自然と関わる仕事に就くためにも、普通の勉強も頑張りたいと思っています。
成長を感じるのは、コミュニケーション力がついたこと。これまでは自分の意見をはっきり言うのがあまり得意ではなかったのですが、上手に発表や司会をする先輩の姿を見るうちに「変わりたい」と思うように。授業や部活でもプレゼンをする機会が多いので、自然と身についてきています。尾瀬高校では、1年生は「知る」がテーマですが、2年生は自分で決めた研究課題を「調べる」、3年生になるとそれを地域や社会に「伝える」ことが求められてくるので、もっと伝える力を磨いていきたいですね。

右手に見えるのが尾瀬高校の校舎。正面が自然環境棟です。
自然環境棟では、ミーティングルームや環境工作室などで授業を受けます。
明るい光が差し込む2階には図書・展示コーナーもあります。
昼休みは校内の植物園に行き、鳥や動物の調査・観察をしています。
放課後は理科部の活動。この日は次のG-necネイチャークラブの企画について話し合いました。
企画は燻製作りで決定。すぐにチーズとウインナーを買ってきて、みんなで作ってみました。
G-necネイチャークラブで作ったネイチャークラフト。子供の発想に驚かされます。
ホームステイ先での夕食の様子。美味しいご飯がいつも楽しみです。
尾瀬実習では、水質調査や登山道調査、アヤメ平植生調査などを行います。
近くにある武尊山。自然環境調査のほか、冬は雪上実習なども行います。

迷っている人へのメッセージ

ぜひ気になる学校があったら、オープンスクールに行ってみることをおすすめします。雰囲気を感じられるだけでなく、体験型のイベントをやっている学校もあります。私は尾瀬高校に来た時、G-necクラブの活動に参加しました。ネイチャーゲームが楽しかっただけでなく、「こうなりたい」と思える先輩たちがたくさんいて、入学を決めました。すでに先輩たちと顔を合わせていたので、入学後も安心でしたし、すぐに入部を伝えにいきました。

Parent's voice
保護者の声

自分で考えたことは自分で何とかやっていく子だったので、意志があれば尊重したいと思っていました。ホームステイについては、一般のご家庭でお世話になるという経験はしたこともなく、どんな生活になるのか全く想像がつかず、正直心配をしていました。
学校側からは、「本当にこの学校のことをわかった上で入学を決めてほしいので、何度も通ってください」と言われたこともあり、合計3回ほど説明会に行き、子供達だけでG-necクラブの活動にも参加しました。不安なところは、先生や生徒の皆さんにいろいろと話を聞くことで解消されましたし、先輩たちが高校生と思えないくらいしっかりしていたことも安心したポイントでした。
入学前は心配ばかりしていましたが、親がいなければいないなりに、ちゃんと生活できているようです。ホームステイは、同級生3人と共に住んでいて、最初は集団生活に少し慣れない部分もあったようですが、今はストレスなく生活し、何より食事が美味しいとのこと。メールなどで日常について事細かに報告してくれるのですが、本当に楽しそうな様子が伝わって来て、行かせて良かったなと思っています。
学校で魅力に感じるのは、少人数制なので、意欲を見せれば、先生方が必ず応えてくれる点。やりたいことに対して、いろいろとアドバイスをいただけているようです。また、高校生の頃から学会に行ったり、他の学校と交流したりと、発表する機会が多いので、プレゼン能力が自ずと養われるのではないかと思います。